第28回(平成30年度)学会賞受賞者

2018年 12月23日 第50期 理事会

日本航空宇宙学会賞には、論文、技術、および満35才未満の若手会員を対象とする奨励賞が設けられております。本会学会誌2018年6月号および本会ホームページに受賞候補の募集要項を掲載し、2018年8月17日までに応募および推薦のあった候補を対象に、論文、技術、および奨励賞選考委員会におきまして慎重かつ厳正な審査を行ない、下記記載のように、論文賞2件、技術賞4件〔基礎技術部門2件、プロジェクト部門2件〕、および奨励賞1件の学会賞受賞候補を選考いたしました。これらの受賞候補は理事会に上申され、2018年12月21日開催の第551回理事会において審議の結果、受賞が決定いたしました。ここに全会員の皆様にご報告申し上げます。
なお、受賞者には、2019年4月の定時社員総会におきまして表彰を行ない、賞状および楯を贈呈いたします。選考の詳細は、会誌5月号に掲載されます。
(敬称略 / 所属は論文・技術等公表当時のもの)

論文賞

受賞内容 Compression Buckling Analysis of Flat Panels with
Z-section Stiffeners
受 賞 者 滝  敏美(川崎重工業株式会社)

論文賞

受賞内容 Exploration of Wind Structure on Mars using an Airplane
and Flight Feasibility Study
受 賞 者 得竹  浩(金沢大学)
平栗 弘貴(金沢大学)
西澤 誠也(理化学研究所)

技術賞〔基礎技術部門〕

受賞内容 光ファイバひずみ分布センシングシステムの開発と飛行実証
受 賞 者 井川 寛隆(宇宙航空研究開発機構)
和田 大地(宇宙航空研究開発機構)
玉山 雅人(宇宙航空研究開発機構)
有薗  仁(宇宙航空研究開発機構)
葛西 時雄(宇宙航空研究開発機構)
高戸谷 健(宇宙航空研究開発機構)
中村 俊哉(宇宙航空研究開発機構)
村山 英晶(東京大学)

技術賞〔基礎技術部門〕

受賞内容 低衝撃型衛星分離部/分離機構
受 賞 者 伊海田皓史(宇宙航空研究開発機構)
寺島 啓太(宇宙航空研究開発機構)
宇井 恭一(宇宙航空研究開発機構)
紙田  徹(宇宙航空研究開発機構)
井元 隆行(宇宙航空研究開発機構)
堀江 洋一(川崎重工業株式会社)
渡辺 悠弥(川崎重工業株式会社)
寳川 兼人(川崎重工業株式会社)
鬼鞍 宏樹(川崎重工業株式会社)
中川  康(川崎重工業株式会社)
小林 正和(川崎重工業株式会社)

技術賞〔プロジェクト部門〕

受賞内容 先進技術実証機(X-2)の研究
受 賞 者 古川  徹 (防衛装備庁)
簑原 和彦(三菱重工業株式会社)
中村 則之(株式会社IHI)
真杉 京一(株式会社SUBARU)
松島雄一郎(株式会社フジワラ)

技術賞〔プロジェクト部門〕

受賞内容 はやぶさ2による小天体ランデブーのための深宇宙航行技術の
進展と小惑星Ryuguへの到着
受 賞 者 宇宙航空研究開発機構 はやぶさ2プロジェクトチーム
(代表者:プロジェクトマネージャ 津田 雄一)

奨励賞

受賞内容 端面燃焼式ハイブリッドロケットの推力制御特性に関する
研究、他
受 賞 者 齋藤 勇士(北海道大学)