WINDS衛星の打上げと初期機能・性能確認結果

  1. オーガナイザ

    独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) システムズエンジニアリング室 富田英一

    独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) WINDSプロジェクトチーム 藤原勇一

  2. 構成

    講演発表時間:各20分、15件

  3. 概要

    本セッションでは、超高速インターネット衛星(WINDS)(愛称:きずな)の打上げから静止化までの経過、WINDSの有する先端(要素)技術に関わるミッションチェックアウトの結果、地上試験と軌道上確認の比較結果、衛星/地球局を組合わせた通信回線の総合特性、基本実験結果(一部)を幅広く、衛星開発/利用関係者にアピールするとともに、WINDSを用いた新しい通信実験の掘り起こし、新しい衛星システムの開拓に向けて、大学、研究機関、行政機関、企業などの関係者と情報交換を行うことを目的とする。

  4. 背景

    WINDSは、Ka帯による高速衛星通信システムの構築を目指した衛星システムであり、地上通信網と相互に補完し得る衛星通信ネットワークの形成に必要な技術実証を目的とした衛星で、平成20年2月23日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。打上げ後の衛星は順調に静止軌道に投入され、静止化後約3ヶ月に渡って通信ミッションのチェックアウト(初期機能確認)が行われ、7月から基本実験、10月から利用実験が開始される予定である。

  5. 論点

    ベースバンド再生中継やベントパイプ中継(帯域1.1GHz)機能、衛星内交換機能、高利得マルチビームアンテナ/高出力送信機、アクティブフェーズドアレイアンテナなどの搭載により、メッシュ型ネットワークの構築、超小型地球局との高速伝送回線の構築や、広域通信が可能である。WINDSによる多種多様な衛星通信実験を通して、新しい衛星通信アプリケーション開発が期待される。打上げ後のバス系/ミッション系搭載機器、実験用地球局、WINDS通信システムの軌道上確認結果を中心に講演を行う。

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